話し方教室|プレゼンテーションでのスライド資料を効果的に使うコツ

スライド資料は、プレゼンの補助的ツールである

プレゼンテーションにおいてのスライド資料の見せ方・使い方は、そのプレゼンテーションに対しての肯定的な効果も否定的な効果も生じさせます。

最近よく見かけるのが、やたらとスライド資料を多く使って話すプレゼンテーションです。話し慣れていない人たちのプレゼンでは、パワーポイントなどのスライド資料がメインで、話し手の説明がサブ(補助)ということも少なくありません。

しかし、これは感心できません。なぜなら、話し手の話をより分かりやすくする手助けが、そもそもプレゼン資料の役割だからです。プレゼンでは、話し手のスピーチが主であり、スライド資料の活用は副。つまり資料は必要最小限度にすることが好ましいのです。

プレゼンでのスライド資料の活用は、必要最小限にしたい

「スライド資料の活用は、必要最小限度にする」と述べましたが、これには2つの意味があります。まず、スライド資料の枚数を必要最小限度にすること。そしてもう一つは、その一枚あたりの情報量を必要最小限度にすることです。

なぜなら、スライド資料は薄暗い室内にて投影されることが多いのですが、薄暗い空間は聞き手の眠気を誘います。スライド資料の枚数や情報量が多いと聞き手の睡魔を助長してしまうのです。ですから、プレゼンター(話し手)は、スライド資料に頼らずに、話し方、声の大きさや調子、表情、身振り手振りなどで、聞き手の興味・関心を集めることが大事なのです。

スライド資料の効果的作成法

スライド資料の効果的作成法を述べてみましょう。

ポイントは、最初に結論を明示し、次に主要な論点などを記すことです。プレゼンテーションの序盤で結論や話の核心を提示することにより、聞き手の興味がわき、理解、共感も得やすくなります。

また、スライド資料においては、グラフ、図、チャート、写真など視覚的情報はシンプルにすることが大事です。もしそれが複雑では、話し手の話の補助の役割を果たせないのは明らかでしょう。

余談ですが、スライドの作成の際に「スライドにタイトル・表題を付けないことを薦める」人もいますが、原則的にはタイトル・表題はあった方がよいでしょう。なぜなら、それが聞き手の理解を助けるからです。ただ、タイトルの付け方に工夫は必要です。あえて抽象的なタイトルにして、聞き手の興味・関心をひくテクニックもあるからです。

そして、再度になりますが、枚数や一枚あたりの情報量は、必要最小限に留めてください。

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