話し方教室「ノンバーバル・コミュニケーションスキルを改善する!」(話し方・コミュニケーションスキル東京講座)

メッセージの多くは、言語ではなく非言語情報で伝わる

コミュニケーションに関連した調査結果から、会話の中で相手にメッセージを伝えるのは、言葉ではなく全体の80%から90%が、姿勢やアイコンタクトなどといった「ノンバーバル・コミュニケーション」であることが分かっています。

ノンバーバル・コミュニケーションとは、非言語コミュニケーションのことで、それはすなわち、姿勢、動作、表情、視線、声、ジェスチャーといったもののことです。つまり、言語情報以外の、非言語情報が多くのメッセージを伝えているのですから、私達はそれを知り訓練をしなければならないというわけです。

この日本には、昔から「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。これはまさに、非言語コミュニケーションの重要性を語っていると言えるでしょう。

堂々と立つ、目を見て話す、手を動かす

まず、人前で話をする時は、腕組みをせず、背筋を伸ばして、足を閉じずに開いて立つことです。そうすることで相手に「自信」が伝わります。またアメリカやヨーロッパなどでは、会話全体の50%から60%の時間でアイコンタクトを取ることが望ましいといわれていますが、この日本では、若干その程度は低くなります。国によってコミュニケーション文化は違いますので、それがノンバーバルコミュニケーションにも現れるのは当然といえます。

さらに、話すときに必要に応じて手を動かすことも大事です。これにより明確に内容が伝えられるほか、自信も示すことが可能になります。手を動かすといっても、とにかく動かせばよいわけではありません。もみ手をしたり、まったく無意味にずっと手を動かす仕草なら避けた方が良いでしょう。

声の出し方を工夫すると、聞き手の感情に訴求できる

さて、声の出し方のポイントには4つあります。それは強弱、抑揚、緩急、高低の4つです。

強弱とは、声を強くまたは弱く出すこと。抑揚は、声の調子を上げたり下げたりすること。また緩急はスピードですね。早く、遅く。さらに高低は高い声、低い声を出すことですね。声は誰でも訓練で調節できるようになりますので、訓練を「やったもの勝ち」といえるでしょう。

ちなみに、声優のプロ中のプロにでもなれば、料理のメニューを読み上げるだけでも、聞き手を泣かせることができるといいます。もっとも、私はその現場を見たことがありませんので、真実のほどはわかりません。しかし、声の出し方で聞き手の感情に影響を与えることができるということは広く知られていますので、このことは知っておいてよいでしょう。

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