話し方教室|バーテンダーに学ぶ、ビジネススキルとは

バーテンダーのハードスキル

マーケッツ・インサイダーでは7月16日、バーテンダーのスキルは、ビジネスに活かすことができるという起業家の意見を掲載しています。彼らのスキルは、社会的知性と実践的思考に基づいているというのです。

先の起業家とはブランドン・フレール氏。氏は、バーテンダーの仕事について、ハードスキルとソフトスキルの面から述べています。ちなみに、バーテンダーの仕事はおいしいカクテルを作ることであり、それはビジネスに例えればハードスキルであり、必要条件といっています。

バーテンダーのソフトスキル

氏は、「バーテンダーは、忙しくても顧客をおろそかにはしない。それがアイコンタクト、頷くだけの小さなジェスチャーであっても、肯定的なやりとりが行われる」と指摘しています。

また「大切なのがコミュニケーションで、バーテンダーは、誰とでも話をし、明確な態度をとることができる。穏やかな顧客ばかりでない彼らは、飲み過ぎを指摘しながらも否定的な態度を回避できる。場を和らげることができる」とも述べています。

もう一つ、「バーテンダーは顧客の状況に応じて臨機応変に対応する」。つまり、彼らの「目標達成」のために何をする必要があるか考え、行動することができるとも述べているのです。

話し方教室の要点「バーテンダーにコミュニケーションスキルを学ぶ」

1.バーテンダーは、忙しくても顧客をおろそかにはしない。アイコンタクトや、頷くだけの小さなジェスチャーであっても、肯定的なやりとりを行う。
2.バーテンダーは、誰とでも話をし、明確な態度をとることができる。飲み過ぎを指摘しながらも否定的な態度を回避できる。

ホテルのバーが好きな人は多いのではないでしょうか。宿泊したホテルのバーで寝る前に軽く一杯、というのは私にとっても至福の時間といえるものです。

実は私はいつも、バーテンダーさんの「客あしらい」のうまさに感じ入ってきたのです。今回、同じ観点で彼らをみていた人が、海の向こうにもいたのがわかり嬉しく思いました。

さて、彼らバーテンダーさんが、全員話がうまいわけでは、もちろんありません。彼らのコミュニケーション能力の最大の特徴は、言語以外の、非言語コミュニケーションにあると私は思っています。つまり、姿勢、動作、表情、声、抑制的態度。これらを磨いてきた人だけが、客を快適に迎えて、また帰すことができると思えるのです。

「我以外、皆我師」。そう考えると、確かにバーテンダーさんから学べることは少なくありませんね。

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