話し方教室|幸福なカップルのコミュニケーション

幸せな「関係」は、意外と長続きしない

結婚でも、恋愛でも、どのカップルも、きっと幸せな関係を長続きさせたいと思っていることでしょう。しかし残念ながら現実は、そううまくは行かないようです。

参考に日本での離婚率をご紹介しましょう。日本の離婚率は35%に上ります。(平成27年度の厚生労働省の調査では、婚姻件数は63万件、離婚件数は22万件。)

理解しあうこと、感情に配慮しあうこと

カップル・セラピストで「愛を長続きさせる魔法の法則」等の著者であるジョナサン・ロビンソン氏は「人にとって、理解され感情に配慮されることが至上のことである」。「相互に理解しあっているカップルの破局はない」といいます。

幸せな関係を長続きさせるには、「理解しあう」こと。「感情に配慮しあう」ことがカギだというのです。今回は、そのために何が必要かを述べてみましょう。

共感的傾聴と感謝を伝え、良い関係を続ける

理解しあうためには、しばしば、話し合うことが必要です。別にいつも議論する必要はありません。日常的に、他愛もないことでも、しばしば会話をしていることが大事なのです。その会話では、相手の話を意識的によく聞くことが肝心です。よく聞いて共感することです。「共感的傾聴」が欠かせません。もちろん異議があれば、聞いた後に、自分の考えてを冷静に述べることにします。

ちなみに、ある研究によれば、幸福なカップルの話は「肯定的・建設的言動5に対して、否定的な言動は1」という法則があるといいます。2人で話をするにしても、前向きな会話を多くするカップルの方がうまくいくのです。

また、感情に配慮しあうには、「感謝」をしばしば「態度」や「行動」で示すことが大切です。口頭で、文章で、スキンシップで表すことが大事です。

例えば、文章なら、長文でなくても単なるメモ書きでもたいへん効果があります。またスキンシップなら、何も言わずに手を握る、抱きしめるという行為も有効ですから軽視してはいけません。いずれにしろ、相手に感謝していることを、絶えず、伝えることが肝心なのです。

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