話し方教室|子どもの話し方に見られる問題には、早期対処が必要

コミュニケーション障がいの初期兆候に気づく親は少ない

米国ニュージャージー州を本拠地とするメディアNJTVは7月25日、子どもの話し方の障がいについて、早期対処を促す記事を掲載しました。

米国のスピーチ言語聴覚協会会長によると、就学前の子どもの約11%がスピーチ、言語、聴覚、または嚥下で問題を抱えているといいます。これらの問題が放置されることで、学校に通う児童・生徒の約15%が何らかのコミュニケーションの障がいを抱えている述べています。

しかし最近の調査によると、子どものコミュニケーション障がいの初期兆候に気づく親は少なく、早期治療の利点に対する認識も低く、子どもの発達の問題に気づいても「少し様子を見よう」と考える親が多いというのです。

コミュニケーション障がいには、早期発見、早期対処で

米国の音声言語協会(ASHA)によると、障がいの兆候には4~7カ月の乳児で喃語(赤ちゃんのバブバブ)を話さない、12~18カ月の幼児で数語しか言わないなどが含まれるといっています。

ニュージャージー州で音声言語病理のセラピーを行う専門家によると、子どもを連れてくる親の多くは最初、小児科医の勧めで来所するが、大半が子どもに話し方の問題があるとは思っていないそうです。専門家達は子どもを持つ親に対して、コミュニケーション障がいの初期の兆候に対する認識を促しています。早く問題に対処すれば、子どもが正常に発達できる可能性が高いからです。

話し方教室の要点「子どものコミュニケーション障がいをチェックする『話し方』のポイント」

1.就学前の子どもの約11%がスピーチ、言語、聴覚、または嚥下で問題を抱えている。これらの問題が放置されることで、学校に通う児童・生徒の約15%が何らかのコミュニケーションの障がいを抱えている。
2.専門家達は親に対して、コミュニケーション障がいの初期の兆候に対する認識を促している。早く問題に対処すれば、子どもが正常に発達できる可能性が高い。

子育てが難しい時代です。現在では、夫婦一組につき子どもは2人未満の少子の時代ですから、親が子育てについて充分学習するいとまもないのです。ですから、上記調査のように「子どものコミュニケーション障がいの初期兆候に気づく親は少なく」というもの無理からぬことでしょう。

ちなみに、子どもの発達とは、ざっくり言えば3つです。身体の発達。心理の発達。そして社会性の発達です。身体の発達は、目に見えることですから、子どもが小さいうちでも親は気づきます。しかし、心理(言葉)や社会性の発達は、ある程度こどもが大きくならないと気づけないものなのです。

しかし調査は、そこを何とか親が気づかなければならない、といっているのです。でも若干のヒントも提供してくれています。「障がいの兆候には4~7カ月の乳児で喃語(赤ちゃんのバブバブ)を話さない。12~18カ月の幼児で数語しか言わない」などが含まれると教えてくれています。発達や言語の素人の親御さんでも、この話し方のチェックなら、自分でできるのではないでしょうか。

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